DIY
2019年06月12日
予算は三千円!大型猫のための爪とぎ作り【DIY】ディアウォールと麻縄で一生モノの爪とぎができました。
おはようございま~す。
ネクストフーディスト一期生のミクぽんです。
今日はねこネタです(๑`·ᴗ·´๑)
我が家のキャットタワーなんですが、ポールが爪とぎになっているタイプです。
たぶん、よくある大型のやつ。
楽天でもアマゾンでも在庫がないみたい・・・
「ムーン」ってついたような製品だったように記憶しています。
ねこは上下運動が必要という知識を頼りに購入しました。
1年と半年ほどが経ち、付属の爪とぎはやや使用感が目立つようになってきました。
同じところばかり使うので、1階の左側だけが朽ち果てていきます。
この上のポールも使ってくれたらいいのに、ねこたちはあまり興味がないみたいです。
ミクはよく立ち上がってニンゲンの腰辺りに爪を立ててくるので(デニム着用時に限るw)
背の高い爪とぎポールを用意しようかなあとアレコレ考えてみました。
いろいろな爪とぎがありますが・・・お値段が!
けっこうするなあ。
大きい(背の高い)単独の爪とぎはあまりなく、タワータイプのものばかり。
タワーはこれ以上部屋に置けないし・・・
そして段ボールタイプは子猫のころから見向きもしないミク。
ということで結局爪とぎは自作することになりました!
予算は材料費¥3,000です(安っ)
人件費の予算はありません!飼い主の無償労働といたします!!
そうと決まれば、さっそくホームセンターへ。
気が変わらないうちにやらなきゃね!
買ってきたものは
2×4(ツーバイフォー)の木材と
ディアウォールのパーツ、
麻のひもです。
我が家のリビングは床と巾木がナチュラルなブラウン、壁と天井のクロスは白です。
どちらに合わせるか悩みましたが、パーツと木材はホワイトにしました。
麻(ジュート)のヒモ。縄?
実は100均でしか見たことがなく、これを探すのに手間取りました~!
梱包とかDIYコーナーを探しても見当たらず・・・。
平日だから少ない店員さんをつかまえて聞いたら
「園芸コーナーですよ♪」
だそうです!
麻ヒモを何に使うのか知らない人、ぜったいいますよね?
わたしだけじゃないですよね??
そうだと言って~~~。
100均のヒモにしなかったのは、「太い方が巻きやすそう」だと思ったからです。
家にある麻ヒモはかぎ針で編めるくらい細いのですが、
それだと何玉あっても足りなさそうだし、ミクもとぎ甲斐がないかなあ・・・と考えて。
これね、直径3ミリのヒモが72メートル入ってそうに思うじゃないですか。
レシート見てください。6ミリで330メートルだそうです。
ちょっと(じゃないかも)見切れていますが、合計¥3,188
ほぼ予算内ということで合格でしょう~
一番高価だった麻ヒモは一生分ありそうですも~ん
木材加工料というのは、木材を自宅の天井に合わせてカットしてもらうための費用です。
ホームセンターを見てみるとわかりますが、ごろごろ置いてある木材の長さはマチマチです。
ディアウォールのパーツに説明があるように、天井の高さからマイナス何センチかした長さに
木をカットしてもらう必要があります。ご自身で切る道具がある場合は、はしょれます。
帰宅して作業に入ります。
まず、ここからここまでヒモを巻きましょうねと目安をつけます。
なんとなくヒモが食い込むように、一周傷をつけました。
電動ドリルの邪道な使い方をしていたようです・・・
刃物があればそちらの方がよろしいかと思います。
巻き始めはほどけないようにヒモを結びます。
ここからはひたすらヒモを巻いていく作業。
椅子に木材を渡して、ひとりがヒモを張りながら、ひとりが木材を回転させます。
はがれるのが心配だったので木工用ボンドを塗りました(¥108で買えるやつです)。
かなりキッチリめに巻いています。麻ひもをぎゅっと握ると痛いので手袋(軍手)必須!
麻縄はカスがぼろぼろ落ちてきます。
なにもない床で作業するか、シートを敷くことをおすすめします!!!
ねこたちの邪魔も入りつつ、なんとか巻き終わりました。
巻き終わりはヒモがずれる心配もないだろうということで、
フツーにきゅっと縛っておしまいです。
ここまでだいたい2時間くらいです(昼食、ボンドの乾く時間含む)。
ふたりで作業したせいかそこまでかかっていません。
タワーの爪とぎと比べてみるとこんな感じ。
ヒモの太さ、いい感じじゃないでしょうか?!
見栄えと部屋への溶け込み具合は勝ち目ゼロです。
ディアウォールのパーツをくっつけて、天井に突っ張ればできあがり。
説明書どおりに天井の高さマイナス45ミリでカットしてもらいましたが、ゆるゆるでした。
中敷みたいな板が2枚入っていたので、それを入れて調節しています。
3階建てのケージより高い位置までヒモが巻いてあります。
120センチくらいにするはずだったのに、なぜ・・・。
いくらメインクーンでもここまでは伸びないだろうよ。
ワンパクな子ならケージの上まで登っちゃうかも。
ミクちゃんのための爪とぎだよ!
思いっきり爪といでね。
これ、ヒモがボロボロになったら巻きなおすだけなので、多分一生使えます。
麻ヒモは330メートル。今回使っただけではまったく減った気がしませんでした。
市販のタワーや爪とぎだと、パーツの交換だけでも費用がかかるし、
なんなら買い替えか~ってんでお金が飛んでいきますので
手作りしてみてよかったです!!!ほんとに!!!!!
使用感はまずまずのようで、ミクは4回に1回程度はこれを使ってくれます。
使うときはちゃ~んと伸び伸びしてといでくれて、飼い主嬉しい~~~!
まだここを爪とぎと認識していないみたいなので、
ミクが爪とぎする素振りを見かけたら、自作爪とぎをカリカリして誘導していますw
以下に作り方をまとめておきます。
大型猫のための爪とぎ レシピ
■材料・道具■
・ツーバイフォー材突っ張りシステム ディアウォール
・好みの色の2×4(ツーバイフォー)材
・ジュートロープ (麻縄)
・木工用ボンド(あれば)
・軍手
■あると便利なもの■
・木材を積める車(一般的なお宅の天井は2,400ミリ前後です)
・マスク(麻ひものカスが舞い散ります。デリケートな方や気になる場合は)
・シート(麻ひものカス対策、周辺の傷防止)
・ハンディ掃除機(同上)
■作り方(買出し含め手際の悪いおとな2名で3時間)■
①材料や道具の準備。
②木材にボンドを薄く塗り、乾かないうちに麻ひもを巻く。
③ボンドが乾いたらディアウォールのパーツをつけ、天井に突っ張る。
大型猫ちゃんの爪とぎ作りを考えている方の参考になれば幸いです。
作業自体はカンタン(DIYサッパリでも何とかなるレベル)だったので、ぜひトライしてみてください!
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